<成り立ち>

ミツヴァ・テクニックとは、カナダ・トロントに住む

M.コーエン‐ネヘミアの考案した姿勢健康法。

 

ダンサーだった彼は、仲間のケガや腰痛を目の当たりにし、

「私たちはこんなに痛みを抱えて生きるよう創られてはいない」

との思いから、自然な体の使い方を探求しました。

 

リハビリテーション、アレクサンダー・テクニック、フェルデンクライス・メソッドといった技術を学ぶかたわら、アラビア半島のシナイ砂漠に暮らす遊牧民・ベドウィンに着目。腰痛も、腰痛という言葉すらもなかった

ベドウィンが、自然な体の使い方をしていたからです。

そして、欧米とはライフスタイルのまるで違う彼らの体の、波を打つような動き〈リップル〉に気づきます。

 

さらに研究を重ねるうち、ヒトの体に特有なこの動きが、

全身の筋・骨格系のバランスを調整していることをつきとめたのです。

 

そこで、〈リップル〉を使って良い姿勢を取り戻し、

私たちの体にもともと備わっている力で健康を保てるよう、

ミツヴァ・テクニックを開発しました。